レアル・マドリー、バルセロナの2強が君臨するスペイン。1929年に始まった国内リーグにおいて、計54回もの優勝を誇る両クラブだが(マドリー32回、バルサ22回)、その時代時代で彼らの牙城を崩したチームも少なからず存在した。もっとも最近その壁を打ち破ったのが、2003-04シーズンのバレンシアである。
現ナポリのラファエル・ベニテス監督のもと、カニサレス、アジャラ、マルチェナ、カルボーニ、アルベルダ、バラハ、ビセンテ、アイマール、ミスタなどを擁し、リーガとUEFAカップの二冠を達成。
それから来年で10周年となることを記念した新ユニフォームが22日、クラブから発表された。
パートナーのJomaによって制作されたのは、2003-04ホームモデル(下写真)の復刻版と言えるようなユニフォーム。白をベースにした黒袖のシャツに見覚えのある人も多いだろう。
左腰の部分には「二冠」10周年(X Aniversario del doblete)の記念ロゴ。
シャツの内側に栄冠を勝ち取った偉大な監督と選手たちの名前がプリントされている。この記念ユニフォームは12月1日のオサスナ戦で使用される予定。
なお、現地メディアでは先日、バレンシアが2014-15シーズンからサプライヤーをadidasへ変更することが報じられた。
現在結んでいるJomaとの契約は2016年まで残っており、契約を解除するには1600万ユーロが必要とのことだが、減額の方向で話がまとまっているようだ。こちらは続報を待ちたい。
バレンシアのファンは早くもコラ画像で盛り上がっている様子。