現地時間23日、リーガ・エスパニョーラ第14節バルセロナ対グラナダの試合は、4-0でバルセロナが勝利した。

イニエスタとセスク、アレクシス・サンチェス、ペドロがゴールし早くも勝ち点を40台に乗せたバルセロナ。この試合ではさらに、メモリアルな出来事が起こった。

弱冠17歳のFWアダマ・トラオレがバルセロナのトップチームデビューを果たしたのだ。3-0と3点のリードを奪ったバルセロナは83分、ネイマールに代えてこの若きアタッカーを投入。多くの拍手に包まれながら、アダマはカンプ・ノウのピッチに吸い込まれていった。

アダマ・トラオレは1996年1月25日の17歳。サイドでのプレーを得意とするアタッカーで、この日の試合では左ウイングでプレーした。またアダマはスペインとマリの二重国籍を持った黒人選手で、現在ではスペインのU-19代表を選択している。

アダマはバルセロナBで今シーズンプレーしており、トップチームで怪我人が続出した今日の試合、トップチームのスカッド入りを果たした。今シーズン彼に与えられた背番号は28。こちらは、グラナダ戦でアダマが仕掛けるシーン。

なかなかいいモノを持っているかも?

情報によれば、17歳10ヶ月でのトップチームデビューは、バルセロナ史上8番目の若さであるのこと。なお、バルセロナのDFバルトラは試合後、アダマとの記念写真を自身のTwitterに投稿している。

この試合ではアダマ以外にも、“エトー2世”の異名をとる期待のカメルーン人ストライカー、ジャン=マリ・ドングもベンチ入りを果たしている。カンテラの充実を改めて実感させる、アダマの記念すべきデビューであった。

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