イングランドの下部リーグ、カンファレンス・プレミア(スポンサー名でThe Skrill Premier)において珍プレーが発生した。
キダーミンスター・ハリアーとのアウェー戦に乗り込んだレクサムFC。2点リードされた後半、DFラインからボールを奪ったポーランド人ストライカー、アドリアン・チシュレヴィッツがペナルティエリア付近まで持ち込むとエリア内で右足を一閃!シュートはGKのダニー・ルイスの横を抜けてボールはネット・・・・を突き抜ける!?
リプレイを見てご覧のとおり、ボールは完全にネットの穴を通過。しかし。これを主審のエイミー・ファーンはゴールポストの脇を通過したと思い込みゴールキックを指示。レクサムの選手たちが怒って詰め寄る事態となってしまう。その後、ファーン主審はラインズマンと共に審議。6分後、正式にレクサムFCのゴールが認められている。
なお、スタジアムで最高の角度で撮影していたファンがいたようだ。
主審を務めたエイミー・ファーンは史上初の女性審判としてFAカップで笛を吹いたレフェリーとして注目されている存在。圧倒的な男性社会だけに、今回の一件で注目を浴びる事となってしまったのは本人とっても苦しいのではないだろうか。
なおこの試合は最終的にキダーミンスター・ハリアーが更に1点を追加し、3-1で勝利している。