ブラジルW杯に向けた新ユニフォームの発表が続く一方、出場を逃した国の中にも当然、新たな装いで次なる目標へスタートを切っている国が多く存在する。そういった国の新ユニフォームもある程度まとめてではあるが紹介していきたい。
デンマーク
まずは欧州予選でイタリアに次ぐグループ2位となりながら、各グループ2位チームの中で最下位の成績だったためプレーオフ進出を逃したデンマーク。
新ユニフォームは前身頃にシャドーのストライプ(ボーダー)を施し、さらにデンマーク国旗「ダンネブロ(Dannebrog)」の“十字”を濃淡で表現した面白いデザインとなった。
デンマークは赤シャツ・白パンツ・赤ソックスの組み合わせを継続している。
スコットランド
続いて、ベルギー、クロアチア、セルビア、ウェールズと同居した今予選はグループ4位に終わったスコットランド。
こちらも身頃にはシャドーストライプ。ロゴや三本線などはシルバーで統一したほか、スコットランドを象徴するタータンチェック柄を袖口や両サイド、パンツの裾に配したセンス溢れるデザインとなっている。
後身頃の右腰部分には、もっとも偉大なスコットランド国王の一人と言われるロバート1世(14世紀)の伝説に因んだクモのモチーフ。こういった“小技”も非常に効いている。
紺パンツ、赤ソックスとの組み合わせもかなり新鮮だ。
ウェールズ
最後は、看板選手のギャレス・ベイルとアーロン・ラムジーがadidasの契約選手であるためか、今年サプライヤーをUmbroからadidasへ変更したウェールズの新ユニフォーム。
やや見づらいが斜めのシャドーストライプを採用し、内田篤人が所属するシャルケ04の現ホームモデルによく似たデザインとなっている。