今季限りで現役を引退することを発表していた元韓国代表DFイ・ヨンピョは、14日にソウルで公式引退発表記者会見を開いた。

朝鮮日報紙が報じたところによると、イ・ヨンピョはその中で「日本に5-0で勝てなかったのが残念」と、日韓戦の結果を悔やんでいることを明かしたという。

朝鮮日報

イ・ヨンピョ

「感謝の気持ちとともに、申し訳ない気持ちもある。2002年ワールドカップまで、韓国サッカーの問題点は守備だった。人々の目には見えなかったかもしれないが、私のせいで負けた試合もあった。卑怯な言い訳もあり、韓国サッカーに対しての悪い話もあった。韓国のために努力する方々や、日本や中国をはじめとする周辺国の姿を見て、責任を感じた。

ピッチの中に集中して周りを見渡す暇もなかった人生を振り返れば、それによって苦労した人々がいることが見える。常に支援してもらったが、私は彼らにどれだけ役立ったのか? と考えてしまう。

過去27年間に心残りはない。育ててくださった指導者の方々、多くのメディア、スポンサー、愛する両親と家族に感謝の言葉を伝えたい。

スポーツとしての楽しみを超えて、一国を代表してプレーすることには大きな意味があった。皆で一緒に戦うことが真の楽しみなのだと気付いたんだ。太極旗に触れるたびに胸が熱くなった。代表チームのユニホームを着てプレーしたすべての試合が、自分にとってはとても大事だった。

以前横浜での韓日戦で2-0と勝利したが、あの時に5-0で勝てなかったことが悔しい。代表選手として戦った日韓戦では3勝4分け。4回の引き分けが残念だった。

(どんな選手として記憶されたい?)

皆と同じくサッカーを楽しんでいた選手だと覚えてもらえればいい」

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