ガルフニュース紙は「元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾは、監督業でのリベンジを誓った」と報じた。
ガットゥーゾは昨年スイスのシオンでプレイングマネージャーを務めた後、今夏セリエBに降格したパレルモの監督に就任。しかし6試合を戦い終えて2勝と結果が出ず、9月末に早くも解任される結果となった。
スイスの時計メーカーとして知られるエベラールとの契約にサインするためにドバイを訪れたガットゥーゾは、ガルフニュース氏のインタビューに答え、監督業での再起を誓った。
ガルフニュース
ジェンナーロ・ガットゥーゾ パレルモ前監督
「パレルモでの3か月は強烈だったし、その経験を積むことができたのは幸せなことだ。監督というのは簡単な仕事ではない。シオンとパレルモでの仕事は、自分がコーチとしてキャリアを積んでいくためのもの。将来的にはまたチャンスが来ると確信している。
(UAEや中東で指揮を執る気はある?)
現時点では優先度は低い。ヨーロッパで仕事をしたい。というのは、サッカーのみならず文化的な観点でも大きな違いがあるので、単純にそこで働けるだけの準備ができていないと思うからだ。経験を積んだら戻ってくるかもね。将来的にUAEや中東で監督をする選択肢を排除したいとは思わないよ。
(今のイタリア代表について?)
優勝候補ではないが、だからこそ何も失うものはない立場で戦わなきゃならない。そうすれば、より大きな成功を手にできるはずさ。得点数を見ればわかるが、我々が守備的なチームであるということはもはや事実ではない。この概念は今後2、3年で変化するだろうし、10年後には全く違う印象のチームになるだろうね」