先月、2013年クラブワールドカップを最後に現役引退することを発表したエジプト代表FWムハンマド・アブトリカ。

35歳となった今となっても、クラブでも代表でも中心選手として活躍している中での発表であり、各方面に衝撃を与えた。

アブトリカは昨年2月に発生した凄惨な暴動事件を目の当たりにし、ムハンマド・バラカト、イマド・ムティーブとともに一旦現役を引退。しかしそれを撤回して復帰し、アル・アハリを2年連続のアフリカ王者に導いた。

アフラム

ムハンマド・ユースフ アル・アハリ監督

「私は全力を尽くして彼の引退を止めたいと思っている。彼はまだまだやれる。ただ、彼が引退する決断を主張したならば、最後の瞬間に彼を交代させて、ファンに挨拶する機会を与えたい」

ロジャー・デ・サー オーランド・パイレーツ監督

「彼は非常にいい選手であるし、まだ何年間も同じ質のプレーを維持することが可能だろう。もしオーランド・パイレーツに来てくれたら大歓迎なんだけどな」

ファンの声

「もし彼が引退することになったなら、アル・アハリは22を永久欠番とするべきだ」

「どうしてこれほど出来る選手が引退しなければならないんだ? 彼は今も全盛期なのに。彼はこの国に喜びを与えてくれた人間の一人。ただ去らせるわけにはいかないよ。本当にありがとう」

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