リオデジャネイロのマドゥレイラ地区は、リオのアフロ・サンバの故郷として知られる歴史ある地区で、そこをホームとするマドゥレイラ・エスポルチ・クルービはブラジル3部リーグにあたる「カンピオナート・ブラジレイロ・セリエC」に所属。リオの4大クラブ、フラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴに続く中堅クラブの一つである。そんな彼らの新ユニフォームが話題を呼んでいる。
1950年代に起こったキューバ革命の立役者の一人で、現在でもその人生や思想について語られることが多いチェ・ゲバラの肖像がプリントされた、この大胆なユニフォーム。
実はマドゥレイラは1963年にキューバへ遠征し、その際にゲバラと対面(下写真)。今年がその50周年にあたることから、彼の肖像が入った記念のユニフォームを制作したのだった。
これがまた予想通りと言うか、それ以上にバカ売れしているようで、マドゥレイラ社長は「生産が間に合わない」と嬉しい悲鳴をあげているようだ。
GKモデルに至っては、完全にキューバ国旗カラーである。ちなみに、サプライヤーはブラジルのW A Sport。
まさに“革命的”なデザイン。現地での人気を考えると、日本で見られるのはしばらく先になりそうだろうか。(ブロッコリー柄ユニフォームよりは早そうだが・・・)
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名