今月に行われるプレーオフが終われば、いよいよ32の出場国が出揃うブラジルW杯。1978年のアルゼンチン大会以来、36年ぶりに南米で開催される祭典へ向け、先日、adidasが新しいスパイクコレクションを発表した。
その名も、「サンバコレクション」。
ニューモデルも含まれているがそちらの詳細は後日に回し(追記:詳細記事『adidasの新スパイク、「4代目アディゼロ F50」と「パティーク 11プロ」』)、ブラジルの象徴である「サンバ」や「カーニバル」からインスパイアされたという非常にカラフルな新スパイクをひとまず簡単に紹介したい。
まずはリオネル・メッシやギャレス・ベイル、香川真司などが使用している「アディゼロ F50」。adidasが誇る軽さ重視のスピード系スパイクは、ニューモデルが登場。
初期カラーは、「ソーラーブルー×ランニングホワイト×ソーラーゼスト」、「ソーラーゼスト×ブラック×ブラストパープル」の2色となった。
続いて、カンガルー皮革で学生にも人気の「パティーク」シリーズが、「パティーク 11プロ」へと進化!
その名の通り「アディピュア 11プロ」との統合だが、FG主体の海外では「Adipure 11Pro」として継続しており、「パティーク 11プロ」もハードグラウンド用のHGモデルはカンガルーレザー、ファームグラウンド用のFGモデルはタウラスレザー(牛革)といった違いがある。
こちらがFGモデル。前足部のアッパーや縫い目などが明らかに違うことが分かる。
初期カラーは、「ブラストパープル×ランニングホワイト×ビビッドベリー」、「ブラック×ランニングホワイト×ソーラースライム」の2色展開。
その他2種類はニューカラーが登場。今夏リニューアルされたコントロール系スパイク「プレデター リーサルゾーン」の新色は、「ビビッドベリー×ランニングホワイト×ソーラースライム」。
運動量や球際の強さなど“タフさ”を追及した「ナイトロチャージ」は、ブラジル代表のダニエウ・アウヴェスがよく似合いそうな「ソーラースライム×ブラック×ソーラーゼスト」を採用している。
adidasの「サンバコレクション」は今月15日に発売される予定。