プレミアリーグのチェルシーはレアル・マドリーのMF、サミ・ケディラを獲得するために4000万ポンドの移籍金を準備するつもりのようだ。

ドイツ代表のケディラにはマンチェスター・ユナイテッドも関心を持っており、夏の移籍マーケットでは最終日に獲得のオファーを送っていたが、『Express』によれば、チェルシーはユナイテッドに競り勝つためにレアル・マドリーの要求する4000万ポンドを支払う覚悟であるという。夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドは26歳のケディラの獲得のために3400万ポンドをオファーしたようだが、移籍期間ギリギリであったことから断られている。

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督はリーガの16試合中13試合に先発させるなど重宝しているが、ケディラはフラストレーションを溜めているといわれている。何故ならスペインのメディアがチームが波に乗りきれない事へのスケープゴートにした為にケディラとメディアの関係が悪化しており、1月のマーケットで退団するのではないかといわれている。

モウリーニョはオーナーのロマン・アブラモヴィッチにケディラ獲得の要望を送っており、ジョン・オビ・ミケル、ラミレス、マイケル・エッシェンの現有戦力には物足りなさを感じている模様。ラミレスについてはアンチェロッティが獲得を希望しているとも噂されるだけに、両チームの間でトレードの可能性もあるのではないだろうか。

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