試合終盤、交代枠を使い切った後にGKが退場、もしくは負傷してしまい、急遽登場することになるフィールドプレイヤーのGK。ヴォルフスブルク時代に日本代表の長谷部誠が務めたことでも知られる“珍事”が週末は相次いだ。
まずは3日に行われたブンデスリーガ、アウクスブルクとのアウェイゲームで、日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツのGKクリスティアン・ヴェトクロが88分に退場。実はヴェトクロ、負傷したハインツ・ミュラーに代わって後半から出場しており、仮に交代枠が残っていてもベンチにGKはいない状況であった。
そこで、192cmのFWセバスティアン・ポルターがゴールマウスに立つと、このスーパーセーブ。
ただ、試合は結局アウクスブルクの2-1勝利に終わっている。(岡崎はフル出場)
また、イングランドのプレミアリーグでも同じく3日、カーディフ・シティ対スウォンジー戦で、スウォンジーの守護神で今月の日本戦にも招集されたオランダ代表GKミシェル・フォルムが後半アディショナルタイムに退場。こちらも1点を追うため交代枠を使い切っており、スペイン人DFのアンヘル・ランヘル(180cm)がGKへ。すると、直後のフリーキックを見事に両手でセーブした。
試合はやはりホームのカーディフが1-0のまま勝利を収めている。