10月31日、カタール・ドーハで2014年西アジア選手権の開催を発表する記者会見が行われた。
西アジアサッカー選手権はおおよそ2年に一回行われている、西アジアサッカー協会(WAFF)主催の大会。前回大会は2012年にクウェートで開催され、シリアが初優勝を飾っている。
アル・ジャジーラが伝えたところによれば、今回の大会は2013年12月25日から2014年1月7日まで、西暦では年をまたいで開催されることが正式に決定された。
西アジアサッカー連盟は13か国で構成されているが、開催時期やその時の状況によっておよそ何チームかが辞退するのが恒例となっている。今回はイラン、そしてUAEの2チームが参加を見合わせることとなった。
ワールドカップを控えているイランは、これまで設定されてきた親善試合の少なさを嘆いていた。しかし、11月1日にペルシアン・フットボール・ドットコムが報じたところによれば、開催時期がヨーロッパのオフシーズンに合致するために選手が揃わないとして、カルロス・ケイロス監督が難色を示したからであるという。
2014年西アジアサッカー選手権は、上記の通り2013年12月25日から2014年1月7日まで、11か国(バーレーン、イラク、ヨルダン、レバノン、クウェート、オマーン、パレスチナ、サウジアラビア、シリア、イエメン、そしてホスト国のカタール)が参加して行われる。
それぞれ4、4、3となる変則的なグループリーグを行い、各1位の3チームと、2位の中で勝ち点が最も多い(4か国のグループは最下位のチームとの対戦が除外される)1チームが決勝トーナメントに進む。