10月17日、AFP通信は「元イタリア代表選手のファビオ・カンナヴァーロは、インテルが外国資本に買収されたことを歓迎した」と報じた。
2011年に現役を引退後は、最後にプレーしたアル・アハリの技術顧問を務め、今季からアシスタントコーチに就任している。
彼はこのところのイタリアサッカーが経済的に恵まれていない状況などを踏まえて、海外からの投資があることは歓迎すべきことだと話した。また、ユヴェントスやイタリア代表で指導を受けたマルチェロ・リッピ監督についても話している。
AFP
ファビオ・カンナヴァーロ
「(インテルの買収は)うれしいことだ。イタリアの投資家はこちらを向いてくれないからね。
我々には新しい力が必要なんだ。経済的な観点からの成長がね。スタジアムやインフラの向上を必要としているんだ。これらの新たな投資家は、多くをもたらしてくれるだろうと期待している。
(外国資本の持ち株比率が高まることについて)
私としては、それは素晴らしいことだと思う。人々が我々のサッカーに投資したいということなら、多くの人に働く場が与えられるだろうし、ヨーロッパではそれが必要とされているんだ。
(中国超級リーグの優勝を決めたリッピ監督について)
彼は再び自分が世界で最高クラスのコーチであることを示している。人々は言っていた。“彼は良いコーチだ。ユヴェントスを率いている”、“彼は良いコーチだ。強い代表チームを率いている”とね。
彼は中国ですべてを獲得したし、AFCチャンピオンズリーグも決勝に進んだ。彼は本当にいい仕事をしている。それがヨーロッパのものであろうが、アジアのものであろうが、決勝に到達するのは簡単ではないよ。
彼が勝利できることを願っている。60にもなって他の国で仕事をするのは容易いことではない。だから、間違いなく彼に勝利がもたらされるだろう」