各地で行われているワールドカップ予選が佳境を迎え、多くの国とキットサプライヤーが来年の大舞台に向けたユニホームを発表している。
日本代表も先日アディダスによるプロモーションビデオの撮影現場がリークされたことに続き、16日にはスポーツニッポン紙が「日本代表新ユニはライジングサン」という記事を掲載。12月に正式に発表される見込みだと報じた。
朝鮮日報紙は16日、この情報を受けて以下のような記事を掲載。「旭日旗を連想できるようなものになれば、また大きな議論となるだろう」と警告している。
朝鮮日報
「日本のメディアの記事が事実なら、侵略戦争を起こしていた時代の象徴とされる旭日旗を連想できるようなものと思われる。ユニホームが公開された後には、少なくない議論が巻き起こることが予想される。
サッカーのスタジアムで旭日旗が良く見られるようになったのは、かなり前からだ。
2011年のアジアカップ準決勝の韓日戦で、キ・ソンヨンが日本を卑下する『猿まねパフォーマンス』をした。批判に対して、彼は『観客席に舞う旭日旗を見て、私の心は泣いていた』と話した。
7月に行われた東アジアカップでも、日本の観客がスタンドで旭日旗を振り、外交的摩擦をもたらした。
日本サッカー代表チームの新しいユニホームは、来る12月に正式発表され、来年3月の国際Aマッチでお披露目されると発表されている」
この報道を受けて、記事には『FIFAは日本代表チームに対して無期限の国際大会出場禁止処分を与えるのではないか』とのコメントも書き込まれている。
なお、記事中では東アジアカップで韓国サポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」というバナーを張っていた件やロンドン五輪におけるパク・ジョンウ選手のパフォーマンスなどについては言及されていない。