マンチェスター・ユナイテッドがモンペリエの新星、レミー・キャベラの獲得を目指していると報じられている。

『Metro』によれば、ユナイテッドのスカウトチームはモンペリエのプレーメーカーに興味を持っており、1月のマーケットにおいて1500万ポンドの移籍金を提示する準備をしているという。23歳のMFはフランスサッカー界でも将来を嘱望されるホットなタレントの1人であり、デイヴィッド・モイーズ監督はキャベラは中盤に創造性を加える存在となるかもしれないと期待しているようだ。

夏のマーケットでも移籍する噂のあったキャベラだが、モンペリエの会長、ルイ・ニコリンは「最低でも1億ポンド」と発言。現時点のキャベラに1億ポンドを支払うクラブはさすがに現れないと思われるが、「高値であれば売却可能」と受け取る事も可能な発言だろう。

キャベラはモンペリエの下部組織ではベランダと並んで才能を見込まれていた攻撃的MF。コルシカ島出身で、アジャクシオやGFCOアジャクシオの下部組織で育った後、14歳でモンペリエに引き抜かれた。2009年にトップチームに引き上げられたが、前十字靱帯を切って離脱したことで同期のユネス・ベランダとは差が付いてしまった。

非常に線が細くフィジカルは軽いが、テクニックだけを見ればフランスでもトップクラスの才能を持っている。様々な技を駆使しつつ華麗な突破やキープで魅せる、動けるファンタジスタであり、しばしばフランス代表のレジェンドであるジネディーヌ・ジダンと比較されることもある。

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