クロアチアのカップ戦での出来事。リイェカ(1部)とズマイ・ブラト(3部相当)との対戦は大差のゲームとなった。

リイェカが大量11得点を奪うなか、FWアンドレイ・クラマリッチはなんとひとりで8ゴールを決めた。(4分、20分、32分、51分、69分、73分、80分、85分)

 

なんでも、これはクロアチアにおける1試合で1選手が記録した史上最多得点記録になったそう。ちなみに、リーグ戦では2000-01シーズンに元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWマリヨ・ドディクが記録した1試合6ゴールが最多だとか。

前半に3点、後半に5点を決めた22歳のストライカーは試合後、「何と言っていいか分からないな。もちろん嬉しいよ。子供の頃はもっとゴールしてたんだ」、「リーグではどのアタッカーも苦しんでる。毎試合ゴールするのを約束するなんて愚かだよ。それができるのはメッシだけさ」と述べたという。

クロアチアU-21代表経験もあるクラマリッチは高校在学中にディナモ・ザグレブでプロデビューを飾ったエリート。その後、他クラブへのレンタルを経て、今年からリイェカでプレーしている。テクニカルなうえスピードもあるためサイドでの起用も可能だが、一番の魅力はこの試合でも見せたようにゴール前での得点感覚。

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