現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ第2節が行われ、PSGがベンフィカを3-0と下した。
この試合ではPSGのエース、ズラタン・イブラヒモヴィッチが2ゴールの活躍。歯に衣着せぬ発言で注目を集めるイブラヒモヴィッチだが、この試合の直後になんとも心が整った行動に出たとのこと。
なんと、ボスニア・ヘルツェゴビナで難病に苦しむ余命1ヶ月の少年との面会に、パリからサライェヴォに向かったとの情報が流れているのだ。
伝えられた情報によれば、少年の名はハイルディン・カネニャス君。弱冠8歳ではあるが、余命1ヶ月の宣告を受けているという。
今回の報道によれば、同国代表のエース、ヴェダド・イビシェヴィッチもカネニャス君のもとを訪れたとのこと。そして、カネニャス君の最期の望みは自らのアイドルであるイブラヒモヴィッチとお話しすることであるそうで、この話を聞きつけたイブラヒモヴィッチは試合後、すぐにサライェヴォへと向かった伝えられている。
ちなみにPSGはこの後、日本時間7日4時からアウェイでのマルセイユ戦を控えており、もしイブラヒモヴィッチが本当にサライェヴォまで向かったとすれば、この過密日程の中、往復1700kmもの大移動をしたことになる。
国籍こそスウェーデン国籍だが、ルーツをボスニア・ヘルツェゴビナにもつイブラヒモヴィッチ。発言は少々強気でも、心の芯は優しさで包まれているようだ。