ポルトガル1部リーグ第7節、ヴィトーリア・ギマランエス対ベンフィカ戦終了後にこんなハプニングがあった。
前半をスコアレスで終えた試合は後半に入るとギマランエスの左SBダヴィド・アディが退場、その約10分後にベンフィカのオスカル・カルドーソがゴールを決めてこれが決勝点。 ブルーノ・エステヴェス主審が試合終了のホイッスルを鳴らし、1-0でアウェイマッチを制したベンフィカの選手、スタッフはアウェイまで駆けつけたサポーターのもとに感謝を示しにいったのだが・・・
数名のファンがピッチに乱入し、警官に取り押さえられるシーンも。それをベンフィカのジョルジュ・ジェスス監督は解放するよう必死に求めていた。
この件についてジェスス監督は「選手たちはファンにユニフォームをあげようとした。私は今日チームを支えてくれたことをサポーターたちに感謝をしたかった。そして、ユニフォームを欲しがる興奮によって(サポーターは)ピッチに入り始めた。ベンフィカのユニフォームを持ったファンもいて、セキュリティーは彼らを捕まえようとした。私は若者をスタンドに戻すためにセキュリティーに対しやさしく放すよう求めた。ベンフィカのファンと選手たちを守るために決断したことだ。私は常に一番最初に彼らを守る」と述べたという。
ただ、この一件(ジェスス監督の行為も?)は法廷沙汰となる可能性があると地元紙では伝えられている。