9月20日、AFP通信は「来季のCL、ELにジブラルタルリーグからの出場枠が設定されることが決定した」と報じた。

今年5月に新たにUEFA加盟が認められたジブラルタル。先日はかつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたことで知られるDFダニー・ヒギンボザムがジブラルタル代表入りの意向を示したことでも話題に。新たに組織されたナショナルチームはEURO2016の予選で国際舞台にデビューを果たす。

それに続き、クラブチームにも欧州行きの道が敷かれることになった。来季のチャンピオンズリーグ予選にはリーグ王者が、ヨーロッパリーグにはカップ戦王者が出場する。

なお、もしリーグ王者とカップ戦王者が同チームになった場合には、カップ戦準優勝チームがヨーロッパリーグへの出場権を獲得する。

ジブラルタル・プレミアリーグは1895年から行われており、非常に長い歴史を持つ。1部は8チームが参加して行われる予定となっており、その全てがアマチュアのクラブとして運営されている。

昨季は6チームの参加で開催され、リンカーンFCが11年連続18回目のチャンピオンに輝いている。

なお、ジブラルタルリーグには『マンチェスター・ユナイテッドFC』というクラブが在籍していることでも知られている。

それほど強豪ではないのでその可能性は低いものの、チャンピオンズリーグに2つのマンチェスター・ユナイテッドが参戦することもあり得るわけだ。

なお、現在リーグを席巻している強豪リンカーンFCも、かつては『ニューカッスル・ユナイテッドFC』という名称であった。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介