9月19日、アフラム・オンラインは「ザマレクのクラブ本部がサポーターグループに襲撃され、放火の被害を受けた」と報じた。
記事によれば、ザマレクのサポーターグループであるUWKのメンバーが、木曜日にカイロにあるクラブの本部を訪れて抗議。当初建物の周りで人が入れないようブロックしていたものだったが、行動は徐々に過激になり中央治安部隊との間で衝突が発生。催涙ガスや銃が使われる事態となった。
そして最終的にはグループの1部がクラブ本部内に侵入し、いくつかの建物に火を放ったとのことだ。死傷者の有無についてはまだ報告されていない。
ザマレクは15日に行われたCAFチャンピオンズリーグで、宿命のライバルであるアル・アハリと対戦し、4-2と敗北している。
また、エジプトでは長期間リーグが中断していたためクラブが財政難に見舞われており、ザマレクも例外ではなく多くの選手を放出せざるを得なくなった。
サポーターグループはこれに強く抗議しており、フェイスブックでは「スターを維持することに失敗したマフムード・アバス会長の辞任を要求する」と宣言している。
エジプトでは昨年サッカー協会本部もアル・アハリのサポーターグループに襲撃されており、同じように放火の被害を受け、建物は全焼し多くの記録が失われる事件が発生している。