9月18日、AP通信は「アフリカサッカー連盟は、ワールドカップ・アフリカ最終予選でもセネガルの罰則が適用されると確認した」と報じた。
この問題の発端となったのは、昨年10月に行われた2013年アフリカネイションズカップの最終予選セカンドレグ。
コートジボワールを相手にアウェイで4-2とファーストレグを落としたセネガルは、ホームのセカンドレグでも先に失点を喫する展開に。そして後半、ドログバのペナルティキックで2失点目を喫したところで観客が暴動を起こし、試合は長時間の中断の末に74分で中止となった。
この騒動を受けて、アフリカサッカー連盟はセネガルに対して予選からの排除と罰金、ならびに一年間のホームゲームの開催禁止という処分を課していた。
暴動自体は昨年10月13日に行われた試合で、16日に罰則が言い渡されている。よって、今年11月に行われる最終予選セカンドレグでは一年が経過しており、ホームゲームが開催できるのではないかとも思われていた。
しかし今回、詳しい理由は記事には書かれていなかったものの、ホームゲームの開催については見送られることとなった。相手が暴動発生時と同じコートジボワールとあって、トラブルの発生が懸念された可能性もある。