レアル・マドリーの指揮官、カルロ・アンチェロッティは再びアーセナルへ移籍したメスト・エジルについて語っている。

アンチェロッティによれば、エジルは在籍時は自らの状況について決して口にしなかったという。

「エジルは退団を望んだ。彼は自分が信頼を感じないからクラブを去ると発言した。しかし、彼は一切私に話してこなかった。代表ウィークの前に我々は3試合おプレーした。彼は2度スターティングイレブンでプレーしたし、もう1つの試合は移籍の噂があったからプレーしなかったんだ」

サコをファイターと賞賛するアンチェロッティ

また、アンチェロッティは古巣PSGからリヴァプールへと移籍したママドゥ・サコについて「ファイター」と賞賛している。

アンチェロッティはこの夏のマーケットでパルク・デ・プランスからアンフィールドへと渡ったフランス代表DFに対して『レキップ』で以下のように語っている。

「偉大なクラブでは競争に対する反応として2つの方法がある。ポジションを求めて戦うか退団するかだ」

「ママドゥ・サコは昨季の序盤に私に話してきたし、私はプレーするためには戦わなければいけないと彼に伝えたよ。そして彼はそれをしたのさ」

前述のエジルの件と並べて考えてみれば、ビッグクラブでの指揮を多く経験しているアンチェロッティのスターたちを統率法が垣間みられるのではないだろうか。

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