9月6日、アジアに残っている最後の一つの席を争い、ヨルダンとウズベキスタンのワールドカップ予選プレーオフ第1節が行われた。2試合の合計で勝利したチームが大陸間プレーオフに進出し、南米予選5位のチームと対戦する。

ヨルダンはホームでの戦いであったが、通常サイドバックを務めるバニ・アティヤーを中盤に配置するなどして守備を強化。カウンター主体の戦い方をし、前半30分に巧みなパス回しからアル・ラハムが裏に抜け出して先制点を奪う。

しかしその後ウズベキスタンが反撃。5分後にジャスール・ハサノフの折り返しからキャプテンのセルヴェル・ジェパロフがシュートを決め、同点に追いついた。

後半は守備を固めるウズベキスタンに対して、徐々に攻撃の選手を増やすヨルダンが仕掛けるも、前にボールを持っていけない展開。終盤になってようやくヨルダンが決定機を迎えるも、チャンスをゴールに繋げられず。

このまま試合は1-1のドローで終了。ヨルダンとしては難しいスコアとはなったが、チャンスは残ったとも言える最悪ではない結果。ウズベキスタンにとっては敵地で最高ではないがなかなかの結果を手にして、地元に戻ることが出来たといえる。まだ差は大きくはなく、どちらのチームにも突破の可能性はあるだろう。

第二節は四日後、9月10日にウズベキスタン・タシケントに場所を移して開催される予定である。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名