9月5日、フランス24は「マルセイユのスポーツディレクターを務めるジョゼ・アニゴ氏の息子が射殺された」と報じた。
記事によれば、ジョゼ・アニゴ氏の息子であるアドリアン・アニゴは、木曜日の午後4時頃、マルセイユの北部の郊外で射殺されたとのこと。
警察の発表によれば、アドリアンは二人乗りのバイクを使って移動中、車から出てきた人物に「高い殺傷能力を持った武器によって、至近距離から頭部を撃たれている」という。
なお、この日マルセイユでは全く同じ殺害方法でもう一名の犠牲者が出ている。またこれまでにも同様の手口で15名が殺されており、警察は麻薬密売に関連したギャングの犯行である可能性が高いと考えているとのこと。
また、アドリアン・アニゴは2006年から2007年にかけて宝石強盗に絡んだギャングの一味であるという疑いを持たれており、2010年には警察によって一時拘束されたものの、その後保釈されている。