カルロ・アンチェロッティ新監督を迎え、プレーシズンマッチを終えたレアル・マドリー。
レアル・マドリーは7試合のプレシーズンを戦い、その成績は6勝1分。さらには20得点5失点と数字だけを見ても突出しており、ギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ2013も見事優勝をはたした。
そんな新生レアル・マドリーだが、試合のサマリーを見ても至るところで新監督の色が確認できるようだ。
スペイン紙『MARCA』によると、レアル・マドリーがこの7試合で試みたパスの数は実に4,032本であり、1試合あたり576本というのは、前モウリーニョ監督が率いた3シーズンの平均より40本多い数字だという。
『MARCA』によれば、カウンターアタック中心だったモウリーニョ監督に比べ、アンチェロッティはポゼッション志向。そのスタイルは先発メンバーにも色濃く反映されており、よりテクニカルなエジルやイスコ、モドリッチやベンゼマを積極的に起用したと伝えている。
また、プレシーズン中のパス成功率は85%を誇り(モウリーニョ監督時の平均は80%)、1試合平均では493 本のパスを通したという。
新シーズン、ネイマールを補強しさらなる戦力アップに成功したバルセロナ。今シーズンのクラシコは、はたしてどちらのチームがボールを支配することになるのだろうか。