トッテナムがクラブ記録となる3000万ポンドの移籍金でローマのヤングスター、エリック・ラメラの獲得に動いていると『Futbol Mercado』が報じている。

21歳のアルゼンチン代表アタッカーは昨季スタディオ・オリンピコで大ブレイク。セリエAで33試合に出場して15ゴールを奪った。ワイドアタッカーとしても中央の選手としてもプレーする事ができるため、アンドレ・ヴィラス=ボアス監督はレアル・マドリーのターゲットとなっているギャレス・ベイルの後釜として考えているのではないだろうか。

ベイルの去就に関わらずヴィラス=ボアスが攻撃陣にオプションを求めているのは間違いない。エマニュエル・アデバヨールとジャーメイン・デフォーの昨季のパフォーマンスに満足していないからだ。しかし、疑問となっているのはノースロンドンの雄がそのようなクラブ記録のオファーを本当に送るのか、という事だ。トッテナムは既に5000万ポンドを市場に投じてパウリーニョやロベルト・ソルダードなどを獲得しているため、いくらベイルの売却が見込めるとはいえども保証がない限りは難しいのではないかといわれている。

ラメラは2011年の8月に1000万ポンドでイタリアの首都へと渡ってきた。当時から期待の新星として注目されており、現在では66試合に出場し、21ゴールを決めている。

 

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