8月10日、AFP通信は「マレーシアは、土曜日夜に行われるバルセロナとの親善試合を開催する会場を変更した」と報じた。

その理由については、バルセロナが公式サイトで「選手たちの健康を危険に晒すことが出来なかった」と声明を発表しており、ピッチ状態の劣悪さが原因であったと明かされている。

当初はマレーシア代表チームの主戦場であるブキット・ジャリル・スタジアムでの開催が予定されていたものの、試合前日になってクアラルンプール近郊にあるアラム・シャー・スタジアムで行われることとなった。

なお、試合については3-1という結果でバルセロナがマレーシア選抜チームを破っている。

AFP

ジョゼップ・マリア・バルトメウ バルセロナ副会長

「契約では、ピッチの状態が必要な条件を満たしていない場合、会場が変更される可能性があるという条項が含まれていた」

AFP

ハイリー・ジャマルディン マレーシア青年スポーツ大臣

「スタジアムのピッチ状態はかなり酷いもので、10月から閉鎖を命じていた。あれは確実に国の恥となるほどのものだ。すでにチケットを購入したサポーターには迷惑をかけてしまうが…」

今夏多くのクラブがアジアツアーを行ったが、劣悪なピッチでのプレーを余儀なくされることも多く、特に香港での試合ではとてもサッカーで使われるレベルではない芝だと話題になった。

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