8月9日、ヴァンガード紙は「元ナイジェリア代表FWのヴィクター・イクペバ氏が、ゴッドフリー・オボアボナがアーセナルのトライアルを辞退したことを『間違った決定』と評した」と報じた。
ナイジェリア代表として今年初めのアフリカネイションズカップの優勝メンバーとなり、夏に行われたコンフェデレーションズカップでもプレーしたゴッドフリ-・オボアボナ。
彼には以前からアーセナルからの興味が示されていたが、今月6日にトライアル入団のオファーを断っていたことが明らかにされていた。理由は『ナイジェリア代表で実績のある彼を試験にかけるのは侮辱していることと同じであり、コンフェデレーションズカップで多忙な時期に行くのは適切ではない』というものであった。
しかし、かつてフランスやベルギー、ドイツ、スペインと欧州の各国で活躍したイクペバ氏は、この決定は間違いだとビリアFMの番組で語った。
ヴァンガード
ヴィクター・イクペバ サッカー評論家
「欧州のコーチがアフリカの選手を見る場合、それはヨーロッパや南米の選手を評価することとは全く違うんだよ。
オボアボナはスーパーイーグルス(ナイジェリア代表チームの愛称)の一員としてネイションズカップに勝った。しかし、ヨーロッパのどんなクラブにも、ストレートに移籍するには十分な実績ではない。
彼は欧州のチームでプレーし、そしてそこに馴染むための方法を見いだすため、アーセナルのトライアルは受ける必要があったのだ」