アーセナルとトッテナムがレアル・ベティスのウィンガー、アルバロ・バディージョの獲得を目指していると『Daily Mail』が報じている。
リーガ・エスパニョーラで高く評価されているバディージョは「新しいクリスティアーノ・ロナウド」と呼ばれており、ノース・ロンドンの2クラブはこの夏のマーケットで獲得したいと考えているという。バディージョはロナウドと同じような嗅覚やトリッキーさ、そしてスピードを兼ね備えており、スペインで最もホットな才能の1人である。
18歳のウィンガーはかつてマンチェスター・ユナイテッドのターゲットであり、ユナイテッドは2011年の10月に250万ポンドで送ったが断られている。ベティスの指揮官、ペペ・メルは「最低でも1200万ユーロ」と考えている模様。メルは『Marca』に対して以下のように語っている。
「我々は彼に対するオファーを検討しており、外国のクラブから1つ、最近きちんとしたものが届いている」
この外国のクラブがどこを示すかについては2つのの憶測が飛んでいる。まずアーセナルは今週ローマにジェルヴィーニョを売却している。これにより新たなウィンガーのオプションとしてバディージョの獲得を検討しているというもの。
そして、もう1つはレアル・マドリーにギャレス・ベイルを売却すると噂されているトッテナムだ。1億ポンドを超えるといわれる移籍金が発生すると噂されるだけに、すぐにでも資金を投じる事が可能だ。またロベルト・ソルダードにも2600万ポンドを支払っている事から再投資に向かうことは間違いないだろう。