某サッカー漫画や元日本代表の高原直泰が在籍していたことで馴染み深いドイツのハンブルガーSV。ヴェルダー・ブレーメンと並ぶ北部の強豪はリーグ優勝6回を誇るが、最後に優勝したのは司令塔フェリックス・マガトらを擁し、チャンピオンズカップとの二冠を達成した1982-83シーズン。栄光のときから30年が過ぎ、一昨季は過去最低の15位にまで沈んだ。しかし、2011年に就任したトルステン・フィンク監督とともに昨季は7位に浮上。今季、さらなる上位進出を目指している。
HSVは2007年にサプライヤーをPumaからadidasへ変更。以降、ホームは伝統的な“白をベースに赤い三本線”というデザインが定着していたが、2013-14モデルはロゴや三本線、襟などにクラブカラーの一つである青を採用。雰囲気がこれまでと少し変わっている。
フィンク監督の古巣バーゼルから加入した、21歳のカメルーン代表FWジャック・ズア。レヴァークーゼンへ移籍したソン・フンミンに代わるゴールゲッターとして期待がかかる。
昨季と同じく紺を採用したアウェイ。HSVは1963年のブンデスリーガ創設以降、1979、1982、1983年と3度のリーグ優勝を達成しているため、ブレーメン（優勝4回）、シュトゥットガルト（同3回）と同様エンブレムの上に星が1つ輝く。
アウェイは内側部分に、今年50周年を迎えたブンデスリーガで唯一全シーズンを戦ったクラブであることを祝し、“50 Jahre Bundesliga – Nur der HSV”（ブンデスリーガの50年…HSVだけ）の文字が入れられている。
サードは赤。胸スポンサーは2006年から契約しているエミレーツ航空が継続する。下は昨年トッテナムから復帰したラファエル・ファン・デル・ファールト。30歳のオランダ代表MFが今季もキャプテンを務める。
share
tweet
hatena