クリスティアーノ・ロナウドはトッテナムのギャレス・ベイルが世界新記録の移籍金で加入しようともクラブNo.1の地位が保証されるのであればレアル・マドリーと長期契約するつもりのようだ。『Daily Mail』が報じている。

古巣のマンチェスター・ユナイテッドや新興勢力であるPSGが獲得を望んでいるが、ロナウドはスペイン残留を望んでいるという。だが、残留の条件としてベイルのサラリーの倍額を最低限でも要求している模様。また、FIFAバロンドールの獲得へ向けての精力的なサポートと、アジアやアメリカでのツアーにおける広告費からの取り分を望んでいるという。ポルトガル代表ウィンガーは167試合で175ゴールを奪っておりクラブで絶対的な地位を築いているが残りの契約はあと2年となっている。ロナウドは現在週給16万ポンドを稼いでいるが、ベイルの給与は同額になる見込みだという。元マンチェスター・ユナイテッドのスターはその倍額である週給32万ポンドを受け取るに値すると考えているようだ。

ロナウドは何度もレアル・マドリーとの新契約に至っておらず、将来について様々な憶測が飛んでいる。レアル・マドリーの元会長であるラモン・カルデロンは先週クラブはロナウドを失う可能性があるからベイル獲得に向かっていると主張している。しかし、ロナウドの意図はレアル・マドリー退団ではないという。もしベイルがトッテナムから到着すればレアル・マドリーはロナウドの残留交渉において立場を強くする事が可能になる。ロナウドの望みはもはや世界で最も高価な選手である事ではなく、世界最高給の選手としてレアル/マドリーの歴史に名を残す事のようだ。

ロナウドの去就は不透明な状況だが、レアル・マドリーのベイル獲得はロナウドの代役獲得が目的ではないと言われている。ロナウドと共にプレーさせる事をレアル・マドリーは望んでいるのだ。もしベイルの獲得が実現すれば、レアル・マドリーは10年前にジネディーヌ・ジダンやデイヴィッド・ベッカムをチームに加えたギャラクティコを超えるチームになるといわれている。ロナウド、カリム・ベンゼマ、メスト・エジル、サミ・ケディラ、アンヘル・ディ・マリア、ルカ・モドリッチらは全盛期を迎えており、ワールドカップを制覇したイケル・カシージャス、セルヒオ・ラモス、そしてシャビ・アロンソがチームに在籍しているからだ。

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