アーセナルへの移籍が噂されるリヴァプールFW、ルイス・スアレスだが、『BBC Sport』によれば、ウルグアイ代表FWは公式なリクエストをクラブに提出する見込みだと報じている。クラブが拒否した場合は法廷での争いも辞さない覚悟といい、移籍騒動は泥沼の様相を呈している。

先週から大きく報じられているスアレスの移籍騒動だが、既にアーセナルはスアレスの移籍条項を行使するために4000万ポンドを1ポンド上回るオファーをリヴァプールへ送ったといわれている。だが、リヴァプールはこのオファーを拒絶。リヴァプールの主張はスアレスへ告げる必要はあるが、受け入れる必要はないというものである。

スアレスはこのリヴァプールの姿勢に反論しており、彼はリヴァプールと契約を更新した際、「もしクラブがチャンピオンズリーグに出場できない場合や、4000万ポンドを超えるオファーを受け取った場合、クラブを去る事ができる」条項を加えた主張している。リヴァプールはこれを拒否したが、アレンジしたものをスアレスに対して提示している。それはもしオファーが来た場合、誠実に願いを聞き入れるというものである。

スアレスの主張は彼は2012年に契約にサインしたばかりだが、それは彼が口頭合意が移籍条項についても機能すると思ったからであるという。スアレスに近い関係者の証言では、スアレスはスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴も視野に入れているとの事。

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