7月28日に日本の優勝で幕を閉じることになった東アジアカップ。

現在Aリーグがオフシーズンで、試合感がある選手が少ないオーストラリア代表は、初戦に韓国とスコアレスドローで引き分けたものの、その後の2試合で大量失点を喫し、2連敗。グループ最下位に沈んだ。

さんざんな結果には終わったが、チームを率いているオジェック監督は、この大会での戦いに対して「良い経験を得た」と前向きに答えた。

オーストラリアンホルガー・オジェック オーストラリア代表監督

「私は選手たちの良い情報を集めることが出来たと思う。もちろん出来れば良い結果を得たいとは思っていたが、しかし選手の力量や起用に関しての良いアイデアを必要としていたんだ。

この大会では良い経験を得ることが出来たと思う。選手たちが今どの程度のレベルにあるのか、そして次のレベルに進むために何が必要なのか、ということをね。間違いなく良い意味での驚きはあった。ミッチェル・デュークは非常に有望な若手だ。

(ミリガン、トンプソン、マッケイと経験のある選手が機能不全だったが…)

誰もブラジル行きの切符は保証されていないよ。ただ、皆が常に最高の状態でプレーできるわけではないからね。

もちろん、我々のターゲットはワールドカップだ。この大会は選手たちが力を見せるチャンスであり、また私が彼らを評価できるチャンスでもあった。

これからも2,3試合あるが、また2人以上の選手を招集することになるだろうし、それはまた新たな才能を発掘できる機会になる。今年の3月からは、実験をする余裕はないんだ」

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