オリンピア(コロンビア)とアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)の対決となった今年のコパ・リベルタドーレス決勝戦。
第1戦はホームのオリンピアが2-0で勝利するも、第2戦ではアトレチコ・ミネイロが2点を奪い返し、2戦合計2-2のタイスコアのまま延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込む接戦となった。
そのPK戦ではアトレチコ・ミネイロのGKヴィクトルが1人目をストップすると、オリンピアの4人目MFマティアス・ヒメネスのシュートがポストを叩き、アトレチコ・ミネイロがクラブ史上初の南米王者に輝いた。アトレチコ・ミネイロは準決勝ニューウェルス戦でも第1戦を落としながら、ホームでの第2戦で追いつてのPK戦を制しており、今大会ホームでは6勝1分けと圧倒的強さを発揮。
そのアトレチコ・ミネイロで輝きをみせたのが、FWベルナルジ。小柄な20歳は今大会11試合で4ゴールと活躍。準決勝第2戦でイエローカードを受けた影響で、決勝戦第1戦は欠場したものの、ホームでの第2戦で復帰するとDFレオナルド・シウヴァの2点目をアシストするなどチームの勝利に貢献してみせた。
そのベルナルジのコパ・リベルタドーレス決勝第2戦プレー集。
ベルナルジはオリンピアとの激闘を終えて、「両足に痛みがある。交代枠を使い切っていたので、ピッチに立ち続けなきゃならなかった。でも、幸せだよ。 2年間(2010、2011年)降格圏から脱するチームだったこのグループの全ての人間に(優勝という)報いを受ける資格がある。ミナスジェライス州選手権、そして今リベルタドーレスのタイトルを獲れて2013年は素晴らしいスタートになった」と語ったそう。
さらに、「明日以降僕に何か起きるか自分にも分からない。残るもしても、去るもしても、チームにタイトルをもたらしたかった。自分の役割を全うしたし、それを約束していた。チームに残るか否かは神様と会長が決めることだ」と述べたそうで、アーセナルが獲得に迫っているという報道もあるが、その去就ははたして・・・。