7月25日、スペイン1部のセビージャは「パリ・サンジェルマンからフランス代表FWケヴィン・ガメイロを獲得した」と発表した。
契約期間は5年、バイアウト条項は4000万ユーロに設定された。移籍金については明らかにされていないものの、レキップ紙などによればおよそ1000万ユーロではないかとのこと。
ケヴィン・ガメイロは1987年生まれの26歳。2005年にストラスブールのユースからトップチームに昇格し、数年間はサイドハーフとして起用された。しかし、2007年のトゥーロン国際ユース大会の得点王兼MVPとなり、2008年にロリアンに移籍したことをきっかけにストライカーとしてブレイク。
パサーであるパスカル・ヴァイリュアやモルガン・アマルフィターノとコンビを組み、得意の裏への飛び出しでゴールを量産、10/11シーズンには22ゴールをあげた。
しかし2011年に移籍したパリ・サンジェルマンではカタール資本の注入による大型補強の煽りを受けてしまい、スタメンの機会が減少。出場させれば結果は残したものの、チーム内での序列は下降し苦しい立場となっていた。
オリンピアコスがモナコからメジャニを獲得
7月25日、ギリシャ1部のオリンピアコスは「モナコからアルジェリア代表DFカール・メジャニを獲得した」と公式サイトで発表した。移籍金は非公表だが、報道によればおよそ150万ユーロ。
カール・メジャニは1985年生まれの28歳。フランスのユース代表で中核を担った選手で、2002年にはクリシやブリアンなどとともにU-17欧州選手権で準優勝を飾っている。
若くしてリヴァプールに引き抜かれた経験を持っているが、イングランドでは出場機会を与えられず、フランスに戻って復活。2007年に移籍したアジャクシオで中心選手となり評価を高め、今年1月にモナコへ移籍。2部優勝に貢献したが、今季はリカルド・カルヴァーリョ、ニコラ・イシマ=ミランなどの加入で立場が弱くなってしまっていた。
なお、オリンピアコスは同日サラゴサからGKロベルト・ヒメネスの獲得も発表している。