7月24日、朝鮮日報紙は「Kリーグの夏の移籍市場が低調なのは、中国の台頭が原因である」と報じた。

今夏、Kリーグからは現在精力的な補強を続けている中国へと渡る選手が続出している。全北現代で活躍してきたエニーニョは長春亜泰へ、水原三星でプレーしていたエディ・ボスナーも広州富力へと移籍することが決定。ステヴォ・リスティッチも中国への移籍を模索しているという。

一方でKリーグの獲得は乏しく、自国選手のトレードが中心。外国人選手の動きは見られない状態が続いている。

朝鮮日報

「中国がKリーグで実績ある選手を獲ることは効率がいい。ドログバやアネルカの獲得は、宣伝効果は大きかったが多額の資金を失う結果ともなった。逆にKリーグからならば、ACLでの活躍で十分に実力が検証されており、アジアにも適応している上、15億~20億ウォン(およそ1億3000万~1億8000万円)の年俸で雇える。

エージェントは言う。『Kリーグのクラブが調査しているレベルの外国人選手は、すでに中国のレーダーにも引っかかっている。価格は2~3倍に上昇した。当分の間、Kリーグがいい外国人選手を獲ることは難しいだろう』と」

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