日本代表FW、宮市亮の所属するアーセナルはクラブ記録である2100万ポンドの移籍金でアトレティコ・ミネイロのアタッカー、ベルナルジの獲得に迫っているようだ。『レキップ』によれば、アーセナルは20歳のブラジル代表ウィンガーの獲得に向かっており、金曜日にメディカルチェックを受けるとの事。

なかなか補強の進まないアーセナルだったが、アルセーヌ・ヴェンゲルは高い評価を受けるアトレティコ・ミネイロのプレーメーカーの獲得を徐々に推し進めていたようだ。ベルナルジはリヴァプールとトッテナムも獲得を希望していた。

同紙によればブラジル代表MFは年俸250万ポンドの5年契約を結ぶ模様。週給に換算すると5万ポンドとなり、これははアーセナルの基準に適したものとなる。アーセナルで最も高い年俸を受け取っているのはセオ・ウォルコットとルーカス・ポドルスキの週給10万ポンドだ。

この小柄なウィンガーは恐らくジェルヴィーニョの代わりとなる事が予測されている。コートジボワール代表FWはエミレーツ・スタジアムからの退団が長く噂されているからだ。

若い選手を獲得するのはアルセーヌ・ヴェンゲルが通常の移籍市場で用いる正攻法だが、この夏ガナーズの指揮官は大物選手の獲得にも動いている。リヴァプールのルイス・スアレスへの正式オファーはもちろんだが、レアル・マドリーのゴンサロ・イグアインとウェイン・ルーニーに強い興味を示している。

ベルナルジ獲得に動く事はクラブレコードを更新する事になると見られている。これはアーセナルが8年間無冠である事から脱却したいという強い意志の現れとしてサポーター達に支持されるのは間違いないだろう。

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