7月20日、ナショナル紙は「UAE代表MFアミル・アブドゥラフマンは、ブラックバーン・ローヴァーズへ移籍する可能性がある」と報じた。
現在バニ・ヤスの中心選手として活躍しているアミル・アブドゥラフマン・アブドゥラ・フサイン・アル・ハンマディ、通称“アミル・アブドゥラフマン”は1989年生まれの24歳。オマール・アブドゥラフマンやアハマド・ハリルなどとともに2008年のAFC U-19選手権を制した経験を持ち、昨年のロンドン五輪にも出場した「黄金世代」の一人。
かなり小柄な体格であるものの、機動力と運動量を生かした献身的な守備と、繊細な技術を生かしたパスで攻撃を組み立てることを得意としているボランチである。
バニ・ヤスの広報担当者であるアル・ジュナイビ氏は、アミル・アブドゥラフマンに正式なオファーが来た場合は移籍を認めることを明かしている。
ナショナル
アル・ジュナイビ バニ・ヤス広報
「まだオファーはなく、移籍という単語を使えない段階ではあるが、オマール・アブドゥラフマン(昨年マンチェスター・シティで2週間の練習参加を行った)と同じく、テストを受けている。
クラブとしては、これが彼にとっての素晴らしい経験になると考えている。トップレベルのイングランドのサッカーを学ぶ貴重な機会だ。
当分の間はテストとして考えているが、彼に正式なオファーが送られれば前向きに考えたいと思っている。
アミルはとても興奮している。海外でプレーすることは彼の夢であり、それを見つけたのだから。クラブとしても彼の希望を叶えてあげたいし、良い経験をして欲しいと考えている。
もちろん我々にとって彼は貴重な選手だが、より大きな絵を描かなければいけないからね。労働許可証の問題がクリアされれば、彼には交渉のテーブルが用意されるだろう」