サッカー史においてごく数人にしか名乗ることを許されない、”キング”の称号。

その中でも最もカリスマ性に溢れ、人々を唖然とさせ、颯爽とキャリアを全うしたのがエリック・カントナだろう。

31歳で現役引退を発表した後はビーチサッカーや俳優業でも活躍し、未だにそのカリスマ性を発揮し続けている。

そんなカントナがこのほど、ラグビーボールであの偉業を成し遂げてしまったようだ。

なんと、ラグビーボールでクロスバーチャレンジを一発で成功!

こちらはサッカークラブのマルセイユとラグビークラブのトゥーロンによる、サッカーとラグビーのミックスイベントでの一幕。

チャリティマッチとして行われたこの試合は前半がサッカー、後半がラグビーという風変わりなイベントであり、この試合の主審を務めたのがカントナだったのだ。

主審を務めたカントナは、ペナルティエリア内でハンドがあっても見逃し、前半終了間際に発生したPKを蹴らすことなく前半を終了させるという相変わらずの破天荒ぶり。前半早々に先制を許したラグビーチームは、いつしかピッチ上に選手が14人まで増えていたというお遊び心も満点だったという。

ちなみに、試合の様子はこちら。サッカーでありながらハンドあり、ラグビー選手の豪快なゴールあり、ヴァルブエナによる見事なゴールキックありと、興行的にも非常に興味深いものとなっている。

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