契約切れにより17年間過ごしたミランを退団し、新シーズンからフィオレンティーナへと加入するマッシモ・アンブロジーニ。「熱狂を持ち込む」と息巻きつつも、古巣ミランに対しては話し合いを望んでいたと語っている。
「本当に興奮しているよ。これは自分にとって素晴らしい機会だし、フィオレンティーナには僕を狙ってくれた事に感謝しているし、また結果を残したいね」
「ミラン?それは今は過去の事さ。自分はフィオレンティーナの選手だし、それについてだけ話したい。自分がミランの経営陣から何らかの関心を寄せてもらうことを期待していたのは認めるよ。もしくは少なくとも話して欲しかったね」
「シーズンが終わった時、経営陣と一度話した。状況をはっきりさせる機会はなかったよ。彼らと連絡する必要はなかったよ」
周知の通り、ミランの副会長、アドリアーノ・ガッリアーニはメディアに対してアンブロジーニや彼の代理人から申し込まれる前に新契約ををオファーしなかったことを明かしている。36歳の元イタリア代表はボルハ・バレーロ、ホアキン・サンチェス(マラガから加入)、アルベルト・アクィラーニ、そしてダビド・ピサーロとセリエA屈指の中盤を有するフィオレンティーナへと加入する。
「僕の目標はチームを更に改善するのを助ける事さ。本当に好奇心を掻き立てられるプロジェクトだよ。ここに熱狂を持ってきた。なぜなら僕はまだチームメイトたちとプレーし、学びたいと思っているからね」
「ヴィンチェンツォ・モンテッラはコーチとしても本当に尊敬されている。彼は細かいことに気を配るからね。自分の観点ではそれが違いを作っているんだよ」