毎年のように“ヴェンゲル体制の限界”がささやかれながら、質の高いサッカーを維持し、強豪ひしめくプレミアリーグでCL出場を続けているアーセナル。リーグ最優秀選手のファン・ペルシーがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した2012-13シーズンはさすがに厳しいかと思われたが、終わってみればきっちり4位を確保。また、三冠を達成したバイエルンを相手に、アウェイで唯一勝利をあげたチームとなった(CLベスト16で対戦し、1-3、2-0。トータルスコア3-3のアウェイゴールで敗退)。
今年5月、2014-15シーズンからサプライヤーがPumaへ変更されることが報じられたアーセナル。1994年から契約してきたNikeの最終年ということになりそうな2013-14シーズンに向けた新ユニフォームが9日、ホームのエミレーツスタジアムでお披露目された。
アーセナルはホームモデルを基本的に2年に一度新調するため、今季はアウェイモデルのみのリリース。2013-14アウェイはクラブの伝統的なアウェイカラーである黄色と青を用いたデザインで、黄色をベースに襟や袖口に青を配し、そこへさらに黄色のラインで入れたストリートウェア風の仕上がりとなっている。
ソックスのボーダー柄は、名将ハーバート・チャップマン監督が生み出したWMシステムによって、1930-31シーズンの初優勝を皮切りに通算5度のリーグ制覇を成し遂げた1930年代のソックスデザインに由来する。