リヴァプールはレアル・マドリーMF、シャビ・アロンソの復帰に向けて動いているようだ。

ブレンダン・ロジャーズ監督はシャビ・アロンソと再び契約する事で中盤を強化する事を狙っており、レアル・マドリーからの獲得を長い間望んでいる。アンフィールド側はサンチャゴ・ベルナベウ側と既に話し合いに突入しており、スペイン代表MFを獲得する可能性について探っている模様。リヴァプールは31歳のMFに1200万ポンドの移籍を支払う準備をしているが、年齢面、そして残りの契約があと1年である事を考えると高いと感じている様子。

リヴァプールはシャフタール・ドネツクのアルメニア代表MF、ヘンリフ・ムヒタリャンの獲得を狙っていたが、ドルトムントとの獲得競争に敗れたと言われている。ロジャーズはスカッドの強化を望んでおり、トップ4入りに向けて人材の獲得が必要なのは間違いない。リヴァプールはアロンソの復帰に長く努力しており、かつてファンのお気に入りであったアロンソ本人も復帰の扉を閉ざしていないと言われている。

レアル・マドリーの新監督のカルロ・アンチェロッティがレアル・ソシエダのアシエル・イジャーラメンディの獲得に動いている事もクラブがアロンソ退団に向けた準備をしていると言われる所以だ。イジャーラメンディはU-21の欧州選手権で印象的な活躍を示した事でスペインのサッカー界で最もホットな才能の1人として期待されている。ヤングスターがレアル・マドリーへ移籍する場合、ベテランMFの去就に少なからず影響をおよぼす事になりそうだ。

アロンソの状況に注目しているのはリヴァプールだけではない。ジョゼ・モウリーニョが新監督となったチェルシーと大型補強を進行しているモナコもアロンソ獲得を狙っている。しかしながら、アンフィールドはアロンソにとって特別な存在であり次の行き先の候補として上位に位置しているのではないだろうか。

アロンソはかつてリヴァプールで5年間プレー。アロンソ在籍時のリヴァプールは非常に充実しており、2005年にはチャンピオンズリーグを制覇。2008-09シーズンはプレミアリーグを2位で終えている。

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