W杯本番まで1年を切り、アメリカ代表に“最も頼もしい男”が帰ってきた。
5日に行われたグアテマラとの親善試合で、アメリカ代表のランドン・ドノヴァン(LAギャラクシー)が昨年8月のメキシコ戦以来324日ぶりの復帰を果たすと、2ゴールを記録した。
7日に開幕するゴールドカップ前最後の強化試合として行われたこの試合。42分にエルクレス・ゴメスのゴールで先制したアメリカは、55分、ドノヴァンが自ら得たPKを決めて突き放す。ドノヴァンにとってこれが昨年5月に行われたスコットランド戦以来約1年ぶりのゴールになるとともに、記念すべき代表50ゴール目。ドノヴァンは更にチームが1点を加えた後の72分にもヘディングで合わせて2点目をゲット。最終的にアメリカが大量6ゴールを奪い、6-0で快勝した。
昨年秋以降、ユルゲン・クリンスマン体制で構想外となっていたドノヴァン。しかし国内組中心で編成されたこのゴールドカップで復帰を果たすと早速結果を残し健在をアピール。なお、ドノヴァンはこの日の試合で145cap目を記録。これはコビ・ジョーンズの持つ164capに次ぐ同国歴代2位。自身が持つ同歴代最多得点数はこの日の2ゴールで51に伸ばした。
ゴールドカップは7日に開幕。アメリカ代表は9日にベリーズとのグループリーグ初戦を迎え、13日にキューバ、16日にコスタリカと対戦する。