6月30日、ウクライナ1部のディナモ・キエフは「フランス・リーグアンのモンペリエからモロッコ代表FWユネス・ベランダを獲得した」と公式サイトで発表した。契約期間や移籍金などは明らかにされていないが、レキップ紙などによれば年俸は220万ユーロを超える額であるという。

ユネス・ベランダは1990年生まれの23歳。繊細さと豪快さを併せ持つ変幻自在のドリブルに加え、高い得点力と空中戦の強さを誇る、リーグアン屈指の若手選手。

モンペリエの下部組織で育成された生え抜きであり、09/10シーズンにデビュー。すぐさま中心選手に君臨し、リーグ優勝を経験した11/12シーズンには最優秀若手選手賞、ベストイレブンにも輝いている。

彼は1月からトルコ1部のフェネルバフチェから興味を示されていると報じられてきたが、「ビッグリーグでなければ行く価値がない」とそれを拒否してきた。

今夏はイングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラやUAE1部のアル・ジャジーラがオファーを送っていることが確認されていたが、最終的には希望を曲げるような形でウクライナへと渡ることを決断した。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名