スタンフォード・ブリッジのボスであるジョゼ・モウリーニョは古巣レアル・マドリーから3人の選手を獲得しようと考えているようだ。『Daily Star』が報じている。
ジョゼ・モウリーニョはサンチャゴ・ベルナベウの指揮官を離れたばかりだが、今度はスタンフォード・ブリッジの指揮官としてレアル・マドリーの選手たちを注目している模様。『Daily Star』によれば、50歳のポルトガル人指揮官は3選手を獲得しスカッドの強化を狙っているという。
メインターゲットは31歳のスペイン代表MF、シャビ・アロンソだ。モウリーニョは元リヴァプールのMFの獲得を強く望んでおり、経験ある司令塔をチームの心臓部に据えたいと考えている模様。アロンソの契約はあと1年を残すのみだがレアル・マドリーも契約延長を望んでいる。しかし、もしアロンソが契約を延長しないのであれば、レアル・マドリーは今夏中の売却に動くと言われている。
そして、モウリーニョはルカ・モドリッチをロンドンへ連れ戻す事を考えているようだ。クロアチア代表の司令塔はかつてトッテナムで活躍し、昨夏にサンチャゴ・ベルナベウへ渡ったばかりだが目立った活躍を残す事ができなかった。本人は残留したい意思を表明しているが、モウリーニョとしてはプレミアリーグで大きな実績のあるモドリッチを確保する事でチームの基盤を強化したい構えの模様。
そして最後はDFのラファエル・ヴァラヌだ。各方面から高く評価されている20歳のフランス人センターバックは昨シーズン大きな活躍を示しモウリーニョの信頼を勝ち取っている。彼の活躍によってぺぺがスターティングイレブンから外れることもしばしば見られるなど評価はうなぎ登り。モウリーニョは彼をジョン・テリーの後継者として長い目で見ており、若きDFの獲得を望んでいるとの事。
3選手を夏のマーケットで一気に獲得する事はなかなか難しそうだが、この中からモウリーニョに追随する選手が現れてもおかしくはないだろう。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ