17日に行われたコンフェデレーションズカップ2013 グループB、タヒチ対ナイジェリア。最新のFIFAランキングで138位のタヒチはこの試合、同31位のアフリカ王者相手に前半のうちに3ゴールを許すが、迎えた54分、歓喜の瞬間が訪れる。
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左サイドからのコーナーキックをファーサイドにいたMFジョナサン・テハウが、角度のないところから打点の高いヘディングシュート!
2012年のOFCネイションズカップ、ニュージーランドに勝利したニューカレドニアとの決勝を1-0で制し、初のオセアニア王者に輝いたタヒチ。苦戦が予想される今大会で嬉しい初ゴールをあげると、元U-21フランス代表でこの試合がタヒチ代表での初キャップとなったマラマ・ヴァイリュア(3番)を中心に、彼がフランス時代によく披露していた“カヌー”パフォーマンスでゴールを祝った。
試合はその後ナイジェリアが3点を追加し、最終的には1-6で終了。初戦で完敗を喫したタヒチは、20日に世界王者スペイン、23日に南米王者ウルグアイと対戦する。
なお、タヒチ代表チームは入場時に伝統的な貝殻のネックレスを着用しており、試合前の握手の際、ペナントとともにこれをナイジェリアの選手たちへ贈っている。
【試合のハイライト】
やや残念なゴールが目立ったのも事実である・・・。