1990年代後半から2000年代前半にかけて、ロシア代表のモストヴォイやカルピンらを擁し、欧州舞台でも活躍したセルタ。6年ぶりの1部復帰を果たした2012-13シーズンは2月以降降格圏に沈み残留は難しいかと思われたが、ラスト2試合を連勝。逆に連敗した同じガリシア地方のライバル、デポルティーボを抜いて最終節で17位となり、見事残留に成功した。
2010年から中国のLi-Ningと契約していたセルタだが、昨夏にスペインでLi-Ningブランドを扱っている会社が倒産。その後、いくつかのメーカーとの交渉を経て、昨年12月に1982年から1986年にかけてサプライヤーを務めていたadidasと契約し(いきなり新ユニも発表)、先日その初代モデルとなる2013-14ユニフォームがお披露目された。
今年、2013年がクラブ創設90周年のセルタ。2013-14モデルはadidasの汎用テンプレートを使ったシンプルなユニフォームで、ホームはクラブカラーである空色に近年疎遠だった黒との組み合わせ。黒をベースにしたアウェイは独特のアシンメトリーデザインとなった。左袖にあるのは90周年記念ロゴ。
セルタと言えば、シトロエン(Citroën)のロゴ。地元ビーゴに工場を持つのが縁で、1986年以来、スペインの主要クラブで最も長く1社との胸スポンサー契約を続けており、実に28シーズン目。今季からは2009年にリニューアルされた新しいロゴが入る。
【動画追加】