6月14日、ア・ボラ紙は「ポルトからトルコ1部のカズムパシャに貸し出されていたアンゴラ代表FWジャウマに対し、パッソス・フェレイラが興味を示している」と報じた。

ジャウマ・ブラウネ・マヌエウ・アベウ・カンポス、通称“ジャウマ”は1987年生まれの26歳。高い身体能力と豪快なドリブルを武器としているウインガーであり、2010年、2012年、2013年とアフリカネイションズカップに出場しているアンゴラ代表の中心選手。2006年から長く所属したマリティモでは相馬崇人選手ともともにプレーした経験がある。

2011年に同僚のクレーベルとともにポルトに引き抜かれたものの、レギュラーを奪取できず今季はトルコにレンタル移籍していた。契約は2016年まで長期間残っているが、ポルトは来季の戦力としては考えておらず再びどこかに移籍する可能性が高いという。

また、記事によればパッソス・フェレイラは、コスティーニャ新監督の古巣というコネクションを生かし、ポルトのBチームに所属している選手の獲得も狙っているとのこと。

その対象はMFセルジオ・オリヴェイラ、MFペドロ・モレイラ、MFトゼーの3名であるという。

セルジオ・ミゲウ・レウヴァス・デ・オリヴェイラ、通称“セルジオ・オリヴェイラ”は1992年生まれの21歳。2011年のトゥーロン国際大会、およびU-20ワールドカップのメンバーでもある。これまでベイラ・マール、メヒェレン、ペナフィエウへのレンタルを経験している2列目の選手で、ボランチやトップ下、ウイングでプレーが可能。細身のテクニシャンである。

ペドロ・マヌエウ・シウヴァ・モレイラ、通称“ペドロ・モレイラ”は1989年生まれの24歳。守備力とボール扱いの技術を併せ持つバランサーで、展開力にも優れているボランチ。ボアヴィスタの下部組織出身で、2008年からポルトに所属。ジウ・ヴィセンテやポルティモネンセへのレンタルを経てポルトのBチームに戻り、今季終盤戦ではキャプテンも務めた。

アントニオ・ジョゼ・ピニェイロ・デ・カルヴァーリョ、通称“トゼー”は1993年生まれの20歳。現在ポルトBのエースといえる存在で、小柄ながらも切れ味のあるドリブルとアイデアあるパス、正確なシュートを持っている攻撃的MF。各年代のポルトガル代表でも中核を担ってきたエリートで、昨年のU-19欧州選手権や先日まで行われていたトゥーロン国際大会にも出場している。

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