6月13日、ア・ボラ紙は「コスティーニャ新監督の就任が決定したパッソス・フェレイラは、彼のコネクションを使って新戦力をリストアップした」と報じた。

ジョゼ・モウリーニョ政権下のFCポルトで主力として活躍し、チャンピオンズリーグ優勝も経験したコスティーニャ。今年2月に低迷していたベイラ・マールの監督に就任し、プロコーチとしてのデビューを飾っていた。

ベイラ・マールは残念ながら最下位で2部落ちを喫し、監督交代前よりも結果が出なかった。しかし、コスティーニャが指揮官となってからは下位では珍しいほどの攻撃的姿勢を見せる、リスキーながらも夢のあるチーム作りをしていた。

今季チャンピオンズリーグへの出場が決まっているパッソス・フェレイラは、彼のコネクションを生かして有力選手の補強を狙っているという。

すでに獲得がほぼ決定しているのは、アヴェスに所属していたMFロメウ、マリティモに所属していたブラジル人DFホドリゴ・アントニオの2名。さらにコスティーニャが率いていたベイラ・マールから3名、SBエウデル・ロペス、MFダニ・アバロ、MFルーベン・リベイロの獲得に動くという。

マルコス・ロメウ・モレイラ・ダ・ローシャ、通称“ロメウ”は1986年生まれの27歳。これまで下部リーグでプレーしてきたボランチで、大柄な体格と献身的な守備を武器としている選手。

ホドリゴ・アントニオ・ド・ナスシメント、通称“ホドリゴ・アントニオ”は1987年生まれの25歳。彼もハードな守備と強引な持ち出し、強烈なミドルシュートを備えているパワー系ボランチである。

エウデル・フィリペ・オリヴェイラ・ロペス、通称“エウデル・ロペス”は1989年生まれの24歳。昨年トンデラからベイラ・マールに引き抜かれ、後半戦でレギュラーに定着。攻撃力を武器にする左サイドバックで、ドリブル突破と正確なクロス、セットプレーを得意とする。

ダニエル・アロンソ・パウロス、通称“ダニ・アバロ”は1987年生まれの25歳。セルタの株組織出身のスペイン人選手で、今年1月にレンタルでベイラ・マールへ移籍。あまり出場機会は得られなかったが、終盤戦の5試合でレギュラーを掴んだウイング。

ルーベン・ティアゴ・ロドリゲス・リベイロ、通称“ルーベン・リベイロ”は1987年生まれの25歳。レイショエスの下部組織で育った選手で、昨年ペナフィエウからベイラ・マールへ。ボール扱いの巧みさはリーグ屈指のレベルを持つテクニシャンで、トリッキーなプレーを得意とするドリブラーである。かつてはウイングやサイドバックとしてプレーしたが、コスティーニャ監督は彼をトップ下として愛用した。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい