ブラジルW杯のアジア最終予選が佳境を迎えるなか、2018年のロシアW杯に向けた準備を進めている国の一つである中国。今予選では3次予選でイラクとヨルダンの前に屈し、3大会連続の予選敗退。現在は2011年に就任したホセ・アントニオ・カマーチョ監督とともにアジアカップ2015の予選と親善試合をこなしている彼らだが、今年に入ってからの戦績は、オマーン戦●(0-1)、サウジアラビア戦●(1-2)、イラク戦○(1-0)、ウズベキスタン戦●(1-2)とあまり芳しくない。

そうしたなか、11日に北京で行われたオランダとの親善試合。強豪国を相手に力試しといきたいところだったが、試合は案の定な展開に。序盤から激しい(激しすぎる)守備を見せた中国。しかし、11分にファン・ペルシーのPKで先制を許すと、直後の13分、MFチン・シェン(秦升)がこの危険なタックルで一発退場となってしまう。

・・・妥当な判定といわざるをえない。(オランダはこの試合、ユニフォームの選手名表記を漢字にして臨んだ)

その後は球離れを速くしたオランダがゲームをコントロールし、66分にロッベンのパスからスナイデルが鮮やかなヒールシュートで追加点をあげ、2-0で勝利している。

【試合のハイライト】

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